貴重な体験

ある飲み会に参加した。
そこは有名なクリエーターの人たちが集う飲み会。

衝撃的なことがあった。
クリエーターを目指す若者たちの中に
実績をあげたある人がやってきた。
その人は最初からこの群れに入りたくなかったのだが、無理やり呼ばれたのだ。
彼は、つまんないところにやってきたな的なことを言う。
広告なんて目指すなということを言ってきた。
夢をもってやりたいことがあってがんばってる私たちの心は傷ついた。

かなりへこんだし、傷ついた。

でも、傷ついたけどあれだけ人の感情に触れてくることを言うその人は
やっぱりすごいのだ。
いいにしろ悪いにしろ、おそらくそんなに考えて言った言葉ではないけれど
痛いことばで、何かを投げかけられたような気がする。

誰かの言葉に振り回されて、やめろと言われて辞めるわけもないけれど
確固たる意志をもって、その人に対抗できるくらいがんばらねば、自分のために。

あの人を見返したいわけでも、認めさせたいわけでもない
ただ自分が自分を認められるようになるのみ。